子宮内膜症

子宮内膜症

「子宮内膜及び類似組織が子宮内膜層以外の骨盤臓器で増殖する疾患」(日本産婦人科学会1993)と定義されています。子宮内膜層以外で増殖するので、骨盤腔内の卵巣や卵管以外にも膀胱、腹壁、肺などにも発症します。

好発年齢は20時歳代後半~30歳代で生殖年齢(妊娠するのに適した年齢)と一致した年代で多いといわれています。発生機序は不明で、月経により剥離した内膜が月経血とともに卵管を逆流して骨盤空内に付着してそこで増殖するという「子宮内膜移植説」が主流の考え方です。

主な症状は疼痛と不妊です。疼痛には、月経困難症、下腹部痛、腰痛、排便時痛、性交時痛があります。重症の例では不妊を伴うことが多いので、不妊で悩んでいる場合にはまず、婦人科で検査をして子宮内膜症を含めて検査することをお勧めいたします。(子宮内膜症の30~40%は不妊症を合併しているといわれています)

治療

薬物療法
鎮痛剤や漢方薬とホルモン療法(ピル・黄体ホルモンなど)があり、ホルモン療法で長期に渡り内膜症の進行を抑える治療がおこなわれることが多いようです。

手術療法
悪性との鑑別が必要な卵巣嚢腫には手術療法がされるようです。

鍼灸治療

主に自律神経のバランスを整えホルモンのバランスを整えることが主になります。
まずは産婦人科で検査を受けることをお勧めいたします。

 

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